ジャンプNEXT!!2016vol.1感想

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2016/03/10(木)
ジャンプNEXT!!2016vol.1感想
*黒子のバスケ EXTRA GAME 藤巻忠俊
黒子のバスケグランドフィナーレ。
完結後の番外編で見事なキセキの共演を見れて満足。
黒子と赤司の2人をどう活躍させるのかと思ったけど、黒子は2,3ページで今までやってきたことを振り返る感じでまとめてて、あくまで6人目ということを徹底する形にしてきた。
一方の赤司は2人の赤司が融合して完全体になっていて、主人公が今までに描いた物語で十分成長したのと対照的だなと思った。
キセキの世代+火神という強烈なキャラクターの見せ場をそれぞれ見ることが出来て楽しかった。
世界編をやるのは蛇足だということでこういう形にしたんだろうけど、ファンとしては十分満足。
余韻がほとんどなかったのは少し残念だったけど、まあ全体的によかった。
読み切りでやった「前衛のアーチャー」が連載するのはないと思うけど、次の作品を見ることはあるはずなので楽しみだ。
藤巻先生お疲れ様でした。

スレッド・オブ・ザ・デッド 長瀬宙夢
ジャンプLIVE2号で「冷や飯食いな雪女」を掲載した人。マガジンでも受賞歴があるみたい。
脆い体のゾンビと裁縫が得意な少年の話。
ジャンプLIVEの漫画は読んだけど本当に同じ人かってくらい絵が上手くなってるなあ。
本誌の連載陣に混ざっててもなんの遜色もないくらい上達してて、見栄えの良さは今回どころか今まで読んできた中でもトップクラス。
あとは話が面白ければ文句ないんだけど、話の方は平々凡々。あんまり面白くはなかった。
破天荒な少年に内気な少年が出会うというお約束なストーリーで、キャラに好感が持てればそれで構わないのだけど、キャラに好感が持てなかったので微妙な印象。
ちぎれた腕に人の手以外のものを縫い付けて戦うって発想は悪くないんだけど、そのために敵が特に意味なく仲間の犬をバラバラにするって展開は無理矢理過ぎる。
縫い付けたあとも、噛みちぎるんじゃなくて普通に殴って倒すのはそれ手でいいじゃんって思ってしまう。
最後の敵幹部集合的なシーンも敵のデザインがあんまりそそられなかったな。
画力の高さは衝撃的だったけど、話はあまり好みではなかった。
次の作品は好みの話になってるといいな。

モノクロ 新田太郎
ジャンプNEXT!!2015vol.6で「魔界トラベル」を描いた人。
魔王の子供が勇者な話。
今となっては手垢のついた魔王勇者ものだけど、魔王と勇者が親子関係というのは見た記憶がないな。
とはいえ面白いかというとまた微妙で、要は普通の親子ものじゃんという感じの印象だった。
親だからたとえ勇者でも子供は殺せないってのは別に当然だとは思うけど、それはそれとしても魔王なんだから葛藤はちゃんと見せて欲しい。
親子のやり取りはほのぼのと読めたけど印象としては薄いかなあ。
悪役が取ってつけたような悪役で、そこが結構残念だった。
前作からそうだけど全体的に白いのはちょっと気になる。

東の大和と西のリリー 平方昌宏
「新米婦警キルコさん」「ベストブルー」の平方先生の新作。新作出すの早いな。
同盟を組んだ悪魔と悪霊を仲の悪いシスターと僧侶が蹴散らす話。
原点回帰してコメディメインの作品になったけど、こっちのほうがあってると思った。
悪魔と悪霊に対してシスターと僧侶が協力するっていう意外と見ない設定も面白かった。
ただコメディとしてシスターと僧侶が仲悪いっていうのはいいんだけど、いくらなんでも喧嘩しすぎだ。
気が合わないところが合ったってオチは読めてたけど、にしても少しくらいわかりあえよ。
最初から最後まで喧嘩しっぱなしってのは食傷気味になった。連載ならまあいいんだけどさ。
ドタバタコメディは割りと好きだけど、キャラに好感持てないとつらい。
シスターのデザインはそこはかとなくエロくてよかった。

ツバキザクラ 百瀬悠
怪物と戦う舞台に入った子が馬面のマスクを被った先輩と一緒に戦う話。
絵は上手いほうだと思うんだけどなんとなく読みづらかった。特殊な構図が多いからかな。
等身が妙に高かったけど、違和感はそんなになかった。なんとなく不思議な読み味。
アクションを楽しむ感じの漫画だと思うし、読みづらさが一種の個性になってる気さえする。
シリアスとギャグのバランスは結構好き。ただ馬面マスクにパンツ一丁の筋肉男は狙い過ぎだと思う。
最後の先輩がマスクを取るところはあっさりしすぎだし、取ったところでインパクトもなかった。
せっかく素顔を見せるシーンで、先輩も瘴気に侵されてたのが分かるところなんだし、もっと強調していいのにもったいない。
ここの印象が薄かったから、読後感もなんとなく薄味になってしまった。
雰囲気は好きなので次の作品は見てみたい。

召喚士アレモの悪魔目録 原作:ポン 作画:若尾和洋
作画の人はジャンプNEXT!!2014vol.5で「妄想を喰らう」を掲載した人。原作の人はよくわからない。
優秀な召喚士の少年と落ちこぼれの召喚士の少年の話。なんとなくブラクロっぽいな。
作画の人は正直なんでこれで作画やれてるのかわからない。前作もそうだけど作画でやっていけるほど上手くないよなあ。
悪魔のデザインは少しセンスを感じたけど、全体的に気になるところが色々あった。
話のほうは、落ちこぼれと見下されていた主人公が実は強力な悪魔と契約していたってところはよくある感じ。
ただ見下していた優等生と協力して戦うのはちょっと珍しい。まあブラクロしかり最近見るものではあるんだけど。
悪魔のランクが魔級、魔魔級、魔魔魔級というように上がっていくのは、違いを出したいのはわかるけど読みづらいし言いづらくてやめて欲しかった。
作画も話も及第点を超えてはないなという印象だった。

機巧ベビーシッター 欧樹坤&廖裕斌
集英社が中国で募集した漫画賞で金賞を受賞したコンビらしい。日本みたいに原作と作画で分かれてるわけじゃないのかな。
不良少年が幼女姿のベビーシッターと出会って愛を見つけた話。
設定をごちゃごちゃに詰め込むのは嫌いじゃないんだけど、全く整理されていないので話が散漫になってる。
描きたいものを全て入れたいのはよく分かるんだけど、引き算していくのも覚えて欲しい。
高校生くらいの少年にいきなりベビーシッターを送り込む主人公の両親がよくわからないし、そもそもこの世界のベビーシッターがなんなのかわからない。
主人公がロリコンだっていう設定も全く活かされてないどころかロリコンらしさがほとんどないし、幼女のベビーシッターが大人のお姉さんに変身するところもなにも説明がないのはなんなんだ。
幼女がお姉さんに変身するところで主人公が嘆くとか何かしら反応があればいいけど、全く何も反応がないのは意味がわからない。
変身も最後のほうでもう一度するのかと思ったらしないしなあ。ほんとなんだったのか。決めシーンに使うくらいの設定だと思うけど。
舎弟が裏切るところも確かに衝撃はあったんだけど、前にチームを滅ぼされたって設定が何も示されてなければそりゃ驚くよなあという感じで反則な気がする。
ただマイナス点を挙げればキリがないんだけど、ごちゃごちゃ描き込んでるのに絵は見やすくて素晴らしいし、ギャグの雰囲気も悪くはなかった。
シリアスに入ってからの展開は前半とのギャップもあって、なかなか読ませてくれた。
決めシーンまでの流れとか決めシーンの見せ方とか盛り上げる演出は巧みで、よくわからないままに結構テンションが上がっていった。
Pっちが首を飛ばされるところはジャンプじゃまず見ない見せ方で結構驚いた。
最後の「俺ベビーシッターになる」のページがとにかく琴線に触れて最高だった。
全体的に説明不足が酷くて、物語になかなか乗れなかったし、決して傑作とも言えないんだけど、魅力的なところもたくさんあった。
また掲載することがあるのかどうかわからないけど、次はもっと設定を整理したのを読んでみたいな。
あと中国人だから仕方ないのかもしれないけど、書き文字が手書きじゃなくて印刷したやつなので違和感がひどかった。これはどうにかして欲しい。

くりおの霊儀 本藤弐参
月刊少年ライバルで連載経験がある人らしい。ジャンプ系では初登場。
ホラーコメディらしいけど絵以外にコメディ要素ねえぞ。
幼女の姿に擬態したくりおさんと異常なまでに善人な主人公のコンビが面白かった。
表情筋の動かない幼女というくりおさんのデザインはもうその時点で勝ちだな。
怪異なくりおさんが精神性の異常な主人公に押される感じが好き。
超常的な存在が人間に押されてくような設定は好みだ。
異界と怪異のルールが徐々にわかっていく辺りが脱出ゲームらしくて楽しかった。
突拍子のない解決策を主人公が提示するのもカタルシスあってよかったな。
クリオネの見た目は可愛いけど食事シーンがグロいという生態が、思いのほか幽霊とマッチしてたのはいい発見だった。ホラーにはちょうどいい。
クリオネだった頃のくりおさんがトイレに流されたとき、流してる女子生徒はなんて言ってたのかが読めなくて気になった。
絵はどちらかというと小学生向けな感じがするけど、結構上手いしなにより読みやすい。
今回では一番好きだった。

番外編
ブラクロ……探偵チャーミー。どういうテンションでこの茶番を読めばいいのかわからん。
すじピン……土井垣先輩たちの中学時代。3年で成長し過ぎだ。というかどいう経緯でアフロになったんだ。
サモナー……ブーヤンが間抜けすぎてそりゃ勅使河原さんもへこたれんわ。いや可愛いけどね。
ものの歩……もはや下着姿程度では動じなくなってて笑う。純粋さに押されててひねた性格なんだなと思わされる。

ケンパトリック 中村充志
「クロクロク」の中村先生最新作。導入の上手さは流石だなあ。NEXTで何回か掲載してるけどどれも上手い。
絵柄が結構変わってて、「クロクロク」とかその前の読み切りのときは好きな絵だったんだけど、今回のはあんまりだ。
上達はしてると思うんだけどなんでだろうな。荒い感じに見えるというか。
内気なヒロインは可愛いし、シスコンでズレた主将のキャラも好き。主人公のキャラもなかなか良くて、主要キャラの立て方はさすが連載作家。
ところどころ挟まれるギャグも結構クスリとさせられたんだけど、なんとなく盛り上がりに欠けた印象だった。
主人公が身体能力で無双する感じがあんまりなあ。もちろん本格的にやれば技術不足でって展開もあるんだろうけど。
読み切り読んだ限りだと敵と戦ってる感が薄かった。ボール奪うだけ、キーパーいるだけみたいな。
最後の締め方ももうちょっと余韻が欲しかったな。
中村先生の作品の雰囲気は好きなので次も頑張って欲しい。

運び屋マルク 森将人
ジャンプNEXT!!2014vol.6で「ZOMBIE KARO」を掲載した人。
ロボの主人公が人間のマスターに告白する話。相変わらずソツのないいい話だ。
起承転結しっかりしてて、オチの台車も意表を突かれて素晴らしい。
マスターがカウンターから動いてなくて、実は義足だったから、運び屋の主人公が台車を欲しがっていたという展開には美しさすら覚える。
話は読後感も良くていいんだけど、登場するキャラクターがみんな優しくて少し刺激が足りなかった。
いや悪役はちゃんといるんだけど、どうにも格が足りないというか小悪党でギャグキャラにしか見えないというか。
絵はほのぼのとした作風にあってはいるけど、まだまだ不十分。
凄く良く出来てる作品だとは思うんだけど、あんまり好きではなかった。

豆腐の神様 天願真太郎
干支になりたい豆腐の神様と契約して戦う話。「うえきの法則」を思い出した。
一周回って新鮮な感じの能力バトル。一見役に立たない力を活かして戦うという話はうまくいけば非常に面白くなる。
この作品の場合は触った物体が豆腐になるという、建物とかに使えなければ使い道のないような能力で、どう戦うのかと興味が湧いた。
湧いたんだけど、戦いが相手の射った矢は豆腐にできるから効きません、相手は能力の使いすぎで自滅しますって肩透かしにも程がある。
触れるってのが触れられるでもいいなら殴り以外の物理攻撃無効で強すぎるし、弱点の攻撃も相手が力を使いすぎると動けなくなるから問題ありませんってさあ。
この手のバトルは知略で相手を倒してナンボのもんなんだから、力押しで倒すのはダメだろう。
というか屋上から落ちるとこ見ると地面も豆腐にできるみたいだし本当に強能力だな。全然しょうもなくないぞこれ。
例えば最後に出てくる石の神の能力持ってる敵なんかは完封できるわけだし、弱いわけがない。
いやまあラブコメ的な展開にしたり、主人公の成長要素があれば多少バトルが雑でもいいけど、読み切りだとバトル中心なので、能力の認識含めてちょっとこれだと納得しづらい。

BLACK BOOKS 濱田賢治
ジャック・ザ・リッパーと怪物を倒す話。
恒例のオサレ枠だけど画面が黒いのは珍しい気がする。
おっさんとか怪物の絵は割といいと思うけど、ヒロインと主人公の顔はイマイチ。
書き込みが多くて誤魔化されてるだけの気もするけど、まあだいたいこういう雰囲気の作品の絵は上手くないしな。
話の方はこれも定番のジャック・ザ・リッパーだけど、「HUNTER×HUNTER」のノヴのスクリームみたいな能力のジャック・ザ・リッパーは珍しいと思った。
敵の正体はもう出てきた瞬間に分かるわけだけど、その敵も悪魔に騙されていたのだというのは救いのない感じでいい。
主人公とヒロインのやり取りがなんとなくネウロと弥子を思い出した。ああいう関係性は好みだ。
決めシーンの敵を切断した軌跡がそのままコマ割りになってる演出はちょっと好き。
色々と拙いところはあるけど、好みの作品だった。

世界を変える話をしよう 熊野栞太郎
世界中の機械が暴走して機械がタブーになった世界で、機械を作る少年の話。
背景とか無機物の書き込みに比べて人物が随分とあっさりしてた。単に人描くのが苦手なんだろうか。
科学がタブーになって50年でこのレベルの文明を維持するのは無理だと思うなあ。校舎だって50年も経てばぼろぼろだよ。まして補修も出来ないなら。
いやまあロボット全廃へとかってポスターがあるから、全面的に禁止してるわけじゃないのかもしれないけど、それはそれで主人公の世界を変えるって台詞に説得力なくなるし。
あと科学とかタブーな割に主人公自由に工作しすぎじゃないか。中学生が1人でロボット作れるとかその知識はどこから得たんだ。
ミクロロボット砲もちょっと都合良すぎでしょう。せめてナゴリが作りかけてたくらいの設定入れておいたほうが説得力ある。
科学者の魂が乗り移ったっぽい猫は唐突に出てきてよくわからなかった。急に喋り出すしどんな世界観なんだ? 科学者が迫害を恐れて薬かなんかで猫になったのならまだわかるけど。
作者の主張は物語にハマって鼻につく感じは少なかったし、世界を変える話をしようってフレーズは強くていいんだけど、やりたいことを描くための舞台設定が雑な印象だった。

CROQUIS 菱川創太
芸術家になりたい少年がデッサンに打ち込む話。
まずデッサンってスポーツでいう基礎練みたいなもんだと思ってたので、デッサンでも芸術性が競われるのが勉強になった。
芸術はパッションだみたいな漫画が少年漫画だと多いけど、その中で芸術は努力と技術あってこそだというテーマは個性的だった。
でもこのテーマで絵が荒いのはどうなんだろう。特にデッサンなんだしもっと緻密な絵があってる気がした。
ライバルとのぶつかり合いも青春物語っぽさが存分に出ていて爽やかだった。
苦悩する主人公も芸術家だと当然な感じがするので芸術家って設定はいいな。
芸術の明確な上下がわからないのが読んでてすっきりしない感じがあるけど、作者の熱さを感じたので楽しめた。

総評
今回はここ最近の中ではハズレだなあ。
あんまりおもしろくないのも結構あったし、飛び抜けて面白いのもなかった。
かといって個性的な作品が多いかというとそうでもなく、個性的だなと思ったのは「世界を変える話をしよう」と「CROQUIS」くらい。
「機巧ベビーシッター」のごちゃごちゃ詰め込む感じは癖になりそうだけど、面白いかというとちょっとなあ。
今回で一番好きなのは「くりおの霊儀」。キャラが好みだし話も絵もそれなりにまとまっていてよかった。

連載経験者の平方先生と中村先生だけど、いやあこれは厳しいんじゃねえかな。
読みやすさはさすがに際立ってるんだけど、話の盛り上がりが薄かった。
2人ともキャラで引き付けるような漫画家だと思ってるけど、今回は連載で見たいとまでは思わされなかったな。

ここのところずっと面白いと感じる号ばかりだったので、たまにはこんなのもあるよねという感じだった。
5月発売のvol.2は面白いといいな。

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